完全に方向を間違った乙女です

そんな私を友達はたいそう心配して「何がいいの?」「○○ちゃんとは釣り合わないよ」と引き離そうとしてくれていたのですが、私はその言葉すらも、『友達も彼のことが好きだからこんなことを言ってくるのではないか…』と疑うほど、大好きでした。

彼のメールを何度も見返し、彼から連絡があれば顔はにやけ、サークルで会えることがわかっている日はここぞとばかりに気合を入れてキメ顔で挑む。

それまでの私にはない、そして、その後付き合った男性にも感じたことのない(ぉぃ!)のめり込み具合でした。

思い返してみればこの片思い中、友達が言ってくれたように、私自身も彼のどこがいいのかわからなかったんです。

本来論理的に物事を考えるタイプの私は、何か理由がない限り物や人を選択できないのですが、この時ばかりは普段と全く違うものを感じていました。

とにかく彼に触れたくて、みていたい、それだけなのです。

フェロモンにやられたんだ、と私は思っていました。